『風味絶佳』を読む

大晦日に読んだ。まだ去年読んで書いてない本あるなあ。
高校生ぶりに山田詠美さんの本を読んだけど、といって特に感慨はないのだけど。
買ってから時間が経つのになかなか手を付けられなかったのは、多分余裕がなかったから。私にとって、詠美さんの作品は安全圏を外れている。面白いとか面白くないとかいう基準じゃなくて。休みになってようやく手を付けられた。

人の心の機微を、風味絶佳とは捉えられないな、と思い時点であたしは何か負けている。そう思うから苦手なのだ。
いや、まだまだこれから、とは思いたい。

Monthly 2010.12


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