青柳正則さんの基調講演


不動産だった美術品
・動かしては価値が下がる。切っても切れない縁がある。
・そこに行かなければ見ることができない。

徐々に動産化する
・祈祷のために絵を奉納する(絵は本物の写しってことなのか?)絵馬みたいなもの、ピナケス
・ピナケスを収納する倉(テケ)からピナコテケ>ピナコテック
・たくさんになってくるのでいいものだけを残す。美術館の始まり。

ムーセイオン
・紀元前3世紀。アレクサンドリア。学術総合センター。ミュージアムの語源
・拡大したギリシャ世界のすべてを知るための「センター」
・たくさんの天才が出たあと。天才が作ったものを収集しておこう。価値あるものとした?
・持ってこれないものは模写
・貴族がレプリカを収集
・神殿など特別な場所にしかない美術品を、レプリカとして家におくことができるようになった

戦利品としての美術品
・ローマがギリシアを制服。戦利品が集まる。
・宗教的な意味は薄まり、ただ優れたものとしてみなされるようになる

動産化にともなう異なる特徴付け
・ギリシャで模倣を作っていた人がローマに集まり、自分の腕を売るように

キリスト教が中心になり、美術が支配される。中世ぐらいかなー

文芸復興 ルネサンス
・メディチ家ロレンツォ、パトロン。古代の美術品を収集。
・彼の周りにいた作家がそれを参考に作品を作る
・ヴァチカンローマの美術品?

ウフィツィ美術館
・メディチ家のコレクション

ルーブル美術館
・ルイ16世のコレクション

美術品・美術家の流動化(18、19世紀)
・イギリス貴族のしていのグランドツアー
・美術市場ができるようになり、美術家が集まる
・サロンなど展覧会
・19世紀万国博覧会。

ポンピドゥーセンター
・アメリカの台頭を懸念したフランスがパリに文化の中心を取り戻そうとたてた
・図書館、美術館、音楽関係などの多様な機能をもつ。
・国をあげた事業

美術館にとっての建築

分散化の傾向

国立デザイン美術館構想
・集めるだけでなく、普及して置き換えて行く
・キンビ-ポスターと椅子はすごいもの。それは収集せず血も

美術館=異次元空間

五感には素晴らしい能力があるけど使っていない。エコ運転。
でも美術館に行く時、普段眠らしている感覚を活かして感動を見出す。それは人を文化を豊かにする。そういう場であれ。

Monthly 2013.09

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