『武士道セブンティーン』を読む

前作を読んだときと何となく状況が同じだったとブログを読み返して気がつくなど。
同じ人間のしていることだからありがちだけど。

この本の続きにエイティーンがやはりあるようです。文庫落ちを待ちつつ。

片方が引っ越してそれぞれ別の場所に住むようになった主人公ふたり。
物語は、前作と一緒で、主人公それぞれの視点が入れ替わりで進んでいく。
そういえばこの書き方だと同じ出来事をふたり別の視点で描く部分があってちょっと面白い。
種明かしみたいになってる時もあるけど、結局分からなかったりするときもある。
相手の主張は自分と違う、違うことは分かってるけれど、どう折り合いを付けて良いのか分からない。
自分のしていることは何なんだろうと思い悩んでぐるぐるぐる...という展開は前回と似ていなくもないけど。
今回は武者と武士、スポーツと武道の対比でしょうかね。武道の経験は無いけれど、なんとなく納得。
武道とは言わないけれど、なんか自己鍛錬になるようなもの習っておきたかったなとか思ったりでした。

Monthly 2012.02

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