『県庁おもてなし課』を読む
かわい過ぎるだろう・・・・・反則!
なんのこっちゃい、って感じですが。
県庁とか観光とか関係ないです。恋愛でも仕事でも、今ひとつ何か足りないって、思う人はみんな読んだらいいと思います。
本当は文庫落ちを待って読もうと思っていたのだけど、twitterで勧めている人がいて、たまたまいつもと違う本屋に行ったら妙に目について、ちょうどこれからのことにうすぼんやり悩んでもいたから、つい手を出してしまった。
それから実際読むには時間がかかっちゃったんだけど、予想以上に最初が痛かったから。
県庁とかお役所体質とか、正直そんなにピンと来ません。でも、主人公が駄目だしされてるその「痛さ」が、人ごとじゃなくて、うわー、どうしよう、これ、って思ってから、いやでも絶対何とかなるはずだから、とぐっとこらえて読み進む。そういう感じ。
あと、有川さんの文章は、個人的にツボクリーンヒットなので、乗ってきたら止まらない。夢中になって姿勢も変えずに読んでたから、今あちこち痛い。
すごいよなあ、小説家さんて。
うらやむばかりじゃなくて、あたしも、自分の出来ること全力でやらにゃと思っているところでありますよ。
民間とかお役所とか、観光とかビジネスとか、そういうことってぶっちゃけ関係ないんだよな。地方も都会も、故郷かそうじゃないかってことも。ただ、あたしはこの街が好きで、そこが今よりもっと良い感じになっていけたら、望むのはそこ、自分がそれに何が出来るかってこと。
頑張りますよ、決めたんだもの。
Monthly 2011.08
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