なにしてんだろ

久しぶりに、自宅で晩酌。気持ちいい程度に酔ったのも久しぶりだったかも。心地いい酩酊感、これをちょっとでも過ぎると、一気に酒を飲んだ事を後悔するぐらい気持ち悪くなるので、さじ加減が難しい。
お酒は好きだけど、酔っていない頭でやりたい事も多くて、最近は避けて通ってたかも(酒だけに…、寒い)
今日は朝起きて、ルーティーンこなしつつ、仕事もほんの少しして、一時間かけて本屋まで歩いて、友達とカラオケに行った。遊んでばっか(苦笑)

なりたいものがあった。
あたしは本当に単純で、父や母のようになりたいと、当たり前のように思っていた。
それ以外の世界を考えられなかったのが小学校まで。
小学校に入って、反抗期もあって、別のものを見るようになる。でも、それでも、周りと一緒の事を言うのは嫌だった。声のを大きい誰かの言う事に従うのはまっぴらだと思った。誰かと同じ事じゃなくて、自分だけのものにこだわり始めていた。
中学になってそれは顕著になって行く。男友達が一番多かったのもこの頃。本をたくさん読むようになった。むろん、マンガも。いろんなものに憧れ始める。将来の自分を描くのは難しかった。
一応進学校と言われる高校に通うようになって、友達と遊んでいる時間が一番楽しかった。勉強も、ゲームみたいだったから、苦痛には感じなかった。心理学に興味を持ったのはこのころ。何よりも、自分の事を知りたいと思ったのがきっかけだったはずだ。それは今でも変わっていない気がする。
大学の頃、目の前の事に懸命だった。と言えば、ウソになるかな、逃げていてばかりだったかも知れない。それは、今も変わらない。
なりたいものが変わったのは就職活動を始めた頃から。漠然とデザイナを夢見る。今の職場に入れなかったら諦めてしまったかも知れないが、なにが作用したのか、入れてしまったから。
なんとなく、父が昔デザイナをやっていた事も、母がデコレイタだった事も、言わずにいた。理由は特にない。今は、どんなつてでも欲しいから、平気で父の名前を出す。顔が広いし世間は狭い。知っている人は意外と多かった。
ずっと昔から、父の背中は大きくて遠い。昔から全く変わっていないし、今その苦労をかいま見ながら、自分も社会人になって、なおさらに感じる。まだまだ、追いつけない。左腕にすら、足りない。
顧みる自分の小ささに、耐えられない。目標は遥か向こう、まだまだ頑張るんだ、と自分に言い聞かせる反面、もう自分に追いつくのは無理だと投げ出したくなる。7割ぐらい。実際、投げ出してるし。
このままではだめになる、なんとかする方法もいくつか考えていながら、あたしは現状にしがみつくだけだ。面倒だから。
いつか振り返るとき、こんな思いを笑い飛ばせれば良い。同じ思いを持つ誰かを励ませられたら良い。そんな風に思う事が、あたしを動かしている。
まだ、負けるもんか。

Monthly 2008.09

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