満月を見ながら・・・3時間半

さて、土曜日は半ばヘトヘトで帰ってきたわけですが、10/3は中秋の名月、ってことで、友人と二人海辺で月見。
ちょっと、寒かったよ、やっぱり。おかげで蚊はいなかったようだが。
缶ビールとチーズケーキとじゃがりこおごってもらって(ほとんどじゃん)、こっちは山崎12年の・・・ミニチュアボトル。や、ごめんて、うん。
月見酒は日本酒にしたかった、んだけどね。買っとくから後の月見やりましょう。

で。月の下話も弾んで、途中寒くてかなわんくなってきたけどそれでも話し続けて3時間半。若いなー。とか言ってみる。いや、でも、学生の頃もこんな風に酒を飲みながらそれこそ語り明かすような夜もあった、ような気がする。何をそんなに話すことがあるのかと言うぐらいに。
デザインセミナー後、と言うこともあって、全く関係のない話題の途中もずっとデザインとか自分の仕事のこととか考えてた。
永井さんの話の中で「感性を信じる」というキーワードがあった。
去年の澁谷さんの講演でも同じように、感性を信じ、答えは自分の中にあるということを仰っていたなあと思い出す。
人はそれぞれに感性が違う。センスはそれぞれ、10人のアートディレクターがいれば10種類の作品が出来上がる。
それのどれが正しいとか優れているかではなく、違うものが生まれて当たり前。違うからこそ「この人にお願いしたい」という違いが出てくると言うこと。
それなら、やってみたいな、と今は考えている。あたしの感性で、考え方で、感じ方で、作っていける何かを作っていくこと。作りたいものは何でも良いわけじゃないけど、とにかくやってみること。ADCに、まあいろいろと事情もあってやや不満なことも多いのだが、そう言う経緯もあって、べつにアートディレクターと言うわけではない、ここにいる人たちと自分とは違う、とそう言うことばかりを感じていたのだけども。
今日、片付けを終えて帰ってくる道すがら、自分が何になりたいか考えていた。自分の好きだと思うものを作りたいし大事にしたいのだ。結局は。
昨日海を見ながら話している時に友人が「ここから見る景色が好きだ」と言った。富山に帰ってきたのは、立山が恋しくて、地元の海が懐かしくて、生きるならこの場所が良いと思ったから。そう言うものをとにかく大事にして行きたいと思っている。それが小さい考えだの下らないと言われようが、あたしにはそれが大事だ。エゴですが何か。
アートディレクターになりたいと思っている。いままで、クリエータだとかいろいろ曖昧にすることで何か言い訳にしていた。プロなんだぞという意識すらどこかごまかしていたように思う。
はい決めた、からには変わらなくちゃいけない。
4月からのある問題にもひとつ進展?があった。やっぱり半年かかったか。でも、まだ話せません。
肩書きはきっと今のままでしょうが、意識の問題だし。ただ、名前を付けることでけじめがつくこともあると考えている。こうやって宣言するのもひとつだ。具体的にこういうことをやって行こうと言うのはまだ書けるレベルにないけど、とにかく頑張ります。

Monthly 2009.10

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