『獣の奏者 闘蛇編』を読む
ばあちゃんが聞いたら、ちょっとまゆをしかめそうですが(祖母は蛇が大嫌い)。
なんだかNHKでアニメ化もされていたようですね。私が手に取ったのは文庫版です。そりゃそうか。本当に最近本の置き場に困っています。ふむ〜。
ま、それはさておき。人気作のようなので、さてさてどんなものかと思いましたが、人それぞれ感想がありそうですね。
面白いと思います。
聡い子供が主人公と言うのは結構好きで、礼儀正さとか好感なのですが、まっすぐすぎてちょっとむずむずします。自分がそう言うものとは縁がないからでしょうか。
ファンタジーの世界観とか申し分なく、って感じです。
主人公が幾多の困難を乗り越え〜みたいな。でも決定的に運が良いようなと思わなくもなく。
よほどファンタジーが苦手!でなければ楽しめます、面白いです。手に取って損はないかと言うと2巻以降に決まるでしょうが。モチーフが変われば似たような話は結構あるかも知れないな、と思うものではあるので。
ただし、獣と人、言葉も通じず、決して相容れないものの間から、国家の根幹と人同士の思惑の交錯・・・4巻ほどのシリーズですがどんな決着となるのか楽しみです。
Monthly 2009.10
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