なんだっけ。

いろいろ書こうと考えていたことを、テレビ見ながら笑っていたら忘れてしまった。
これがいかんのよなあ。

さて。昨日の話から。
10/3はデザインセミナー。今年は永井裕明さんの講演でした。そして、演題が「横着しないデザインを」・・・ええ、とっても耳が痛いです。横着で生きてますから。

あたしのことはさておき。
講演は、前半に永井さんの作品をみながら解説いただきました。ポスターに使う写真を撮ったとき、一枚目の写真が一番良い仕上がりだった、そう言うことは良くある、と言う話とか、神戸の観光広告を作る時、各地観光名所をDIC見本帳6冊ぐらいかかえて、雨の中ひとつずつ色合わせをした話だとか。広告ひとつひとつにストーリーがあって、その制作にも物語があって、良い広告には必ずその裏に良い話があるんじゃないかと思うほどでした。
むしろ、ストーリーになるような仕事から良いものは生まれるんでしょうかね。
実物もたくさん持って来ていただいていて、見るだけでも感じるものがありました。
後半は20あまりのキーワードを並べて、デザインの心得としてお話しいただきました。
1.過ぎないと及ぶかどうかわからない/2.楽しむということ/3.体を動かす/4.企む/5.コンセプトは言い訳/6.食べる飲む触る/7.往生際が悪い/8.面倒くさいか/9.やってみる/10.発酵を待つ/11.巻き込む/12.学習する/13.感性を信じる/14.得意な人にやってもらう/15.発明する/16.原寸/17.ギブ・アンド・テイク/18.とりあえずはビールだけ/19.横着しない
たくさん。1番目は「過ぎたるは及ばざるがごとし」だから「そこそこでよい」のではなくて、やり過ぎるぐらいにやってみないと本当に「やり過ぎ」かどうかはわからない、とことんやってみろ、限界を作るな、と言うこと。
3番目は激しく共感。手足動かさないと脳も働かないな、と良く思う。
4番目も企むって大事だ。それは楽しむことに似ている。企むと楽しいじゃん。って、わからんかな。
6番目は、実際に体験しなければ何事もわからないと言うこと。
8番目は、面倒だな、嫌だなと思う仕事には必ずどこか悪いことがあると言う話。ヘー、と思った。じゃあそれをどうするのか、と言う話は出なかった。と思う。
12番目も肝に銘じたい。クライアントはその商品なり情報に精通している人。その人から学ぶような気持ちでいること。
13番目についてはあとでまた。
16番目、これはちょっと目から鱗、でも当然のことだよなあ。本当の大きさで、実際に見られる状態の中でって言うこと考えないで、どうしてデザイン出来る?と言う話。
18番目は原寸ともどこかつながるけど、じゃあとりあえずマックで下書きして・・・・という風に作り始めると何となくきれいに出来てしまって、とりあえずで見せたものがとりあえず通ってしまう。それが駄目だと。だので、「とりあえずビール」(永井さんはお酒が好きなそうだ)以外は認めんということらしい。
そして演題である「横着しない」で締めました。と、こんな感じでたっぷり2時間弱、たくさんお話しいただきました。ありがたや、ありがたや。
始まるまでの間、機器と言うか、データトラブルでヒヤヒヤしたので、講演が終わって片付けて会社に戻る頃はくたくたでした。
そして、いろいろ画面の設定とか戻し忘れて翌日専務に叱られる、と。そんな落ちだったり。
えーと、デザインセミナーのレポートはこの辺りまで。次はちょっと、これをふまえて思うことを書こうかな、と思います。

Monthly 2009.10

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