7年目の始まりの日です
つまり昨日は6年目の最後の日だったってこと。
なんて偶然だろうか。いや、必然だったのかもしれない。
本当に急に思い立って、自分のやりたいことが決まってしまった。
正直ただ何をしたらいいのか分からず、思いつきの大きさに自分でもびっくりしていた。
今になって少し頭が冷えて、なんて大それたことを考えたものか、と思ってうっひゃーってなってる。
デザインが好きなんです。
そう言ったときの自分の「デザイン」という言葉が、ちゃんと本当に「デザイン」を示しているのか。そんな問いにぶつかります。
デザインて、何だろう。
どうやらそこから始めなければならないようです。
そして、それを語るには、あたしは、何一つ言葉を持っていない。困ったことに。
本当にやりたいことに、こうやって気がつくまでに、6年も、あえて言おう、6年もかかってしまった。気がついてみれば、いつか願っていたこと、思いついていたこと、こうあればいいなって思っていたことそのものだったのだ。
ただそのためには、別の一つを捨てなければならなかった。
「飛ぼうとしたって羽なんか無いって知ってしまった夏の日。古い夢を一つ犠牲にして、大地に立っているって気づいた日」って、バンプのStage of the groundの歌詞が浮かんだ。昼間、やりたいことが決まっちゃいましたと報告したあたしにあるひとが「晴れ晴れとした顔をしているね」と言ってくれた。その言葉にだいぶ救われている。
ねえだけどあたしは知ってる、弱虫で泣き虫のあたし、この夢をずっと死ぬまで抱えて行くつもりはあるか?その覚悟はあるか?
何から始めたらいいかなんか、ゼンッ然わかんない。
やらなきゃいけないこと、やりたいことは山ほどあるよ、どうしようって思うぐらいに。
ただただ願う、あきらめないで、あきらめないで、あきらめないで。
「何回転んだっていいさ、擦りむいた傷をちゃんと見るんだ。深紅の血が輝いて君は生きてると教えてる。固いアスファルトの上にしずくになって落ちて、今までどこをどうやって歩いてきたのかを教えてる」
ああ、恨まれるぐらいがちょうどいいかもしれない。羨まれるより。その方が似合う。
あきらめないで、弱虫のあたし。
迷わないで、泣き虫のあたし。
まずは、7年目を最後の年にすることからが戦いです。
Monthly 2011.06
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