『3匹のおっさん』を読む
痛快!のひとことに尽きる...と言いたいのだけれど、
ある意味ちょっとイタイところもあって。
そういうところも含めて好きですけど。
Twitterでフォロワーさんが、「読み始めたら眠れなくなった」と仰っていたので、
既にもう寝なきゃな、という時間だったし、「第1話だけ!」と心に決めて読み始めたのだけど....
止まらん止まらん(笑)
結局読み終わったら空が明るくなってました。
というほど面白かったです。
もうちょっと、続きます。
故児玉清さんが、自身のラジオ番組の中でこの作品を紹介されていたそうで、
あとがきにそれを起こした文章が掲載されていました。
なんてあたたかくコメントをされる方だろうと思って、
ちょっとうるっときました。
作者さんの文庫版のあとがきは児玉さんのお話をうけて書かれたもので、
こちらも敬意のこもった気持ちのいい文章でした。
とかなんとか一読者がいうのもえらそーですかね、すみません。
本編よりも解説の話ばかりしている。わはは。
あと、イラスト!(だから本編の話は...)
3匹のおっさんの特徴をいい感じに表しているの。
本編を通してこのイラストのまんまのおっさんたちが頭の中を駆け回る。
それっくらいびしっとはまってて、すごいなーです。
っていうかね、買うかどうしようか迷ってたときに、表紙のイラスト見て即購入を決めた。
その理由は....多分、私を知る人なら表紙を見たら分かります。
ええ、本編とは全く関係ないですけど、コイツのニヤッとした表情が、ね。
本編は6話からなっていますが、各お話の扉絵もすてきです。
ええと、本編ですか、読んで確かめてください。
第6話のとあるひとことに、「あ、このお話の最強人物はこの人に決定」って思って爆笑しました。
ああ多分、読む人の立場とか年齢とかによって、ツボは様々と思います。
あははと笑って肩の力を抜きたいときに是非どうぞ。
Monthly 2012.04
←『Dカラーバケーション』を読む|読書メモ
|『呪いの時代』を読む→
↑Page top|
Blog top|アーカイブ