ぐ〜たらな日。の前日。

ぷしゅーっと、音を立てたようにやる気がそげて、今日は一日ぐ〜たらな日。
なので、昨日の報告から。

やっぱり、というか、自業自得と言うか、終電を逃し社用車で帰宅。翌朝車を会社に返してから、友達と待ち合わせてランチに。
前から気になってた、布瀬の「イル・キャンティ」に行ってきました。
店内はなかなか良い雰囲気。でも、通されたのは入り口のすぐ近く、厨房からの人の出入りも激しい席・・・。ま、そこは片目をつぶってしまえば問題なしってことで。でも、次は別の席が良いなあ。
あ、ランチの写真とり忘れた。
その後は特に予定を決めていたなかったのだけど、そういやポスタートリエンナーレをやっていたな、と思い出して、僕のリクエストで県立近代美術館へ。こっちへ戻って来た当初に行ったきりだったから、久しぶり。でも、ここは、地元のひいき目はあるにしても、結構好きな美術館です。

ポスターは数だけでも結構見応えがあった。カタログ買わなかったし、メモも取らなかったからどの作品が〜とは言えないんだけど。よく判んないなーと思うものも多かった(海外の作品とか特に、文字の意味が分からないと伝わらなかったり、文化が違うと感覚が違うのかな、と思うものもあった。例えば、その国で誰でも知っていることわざをもじったのかな?と思うものでも、そのことわざの意味を知らないと理解出来ないようなものもあった)けど、すげー、と思うものがいくつもあった。日本人の作品が多かったかも知れないけど。良い刺激になりました、多分。
常設展では福田繁雄のポスター展をやっていたので、これもチェック。その中で使われていたオランダ絵画が気になって、カフェの隣にある図書コーナーで図録を引っ張り出す僕(苦笑)。あ、長くなりそうだけど、備忘録もかねて書く(笑)

ひとつはホルバインの有名なあの絵、《大使たち》。角度を変えてみると大使たちの足下にドクロが描かれているあれ。そのドクロの部分が福田さんの顔になっているポスター。
《大使たち》の絵については良く知らないけど、確かヴァニタースや、メメントモリとか、どっかその辺の意味が込められているんだろうなあ、と思うし、トリックアートとして良く取り上げられる題材であるので、その辺りの面白さをポスターに利用したのかな、と考える。「違う角度から見ると見えなかったものに気付く」的な。
もいっこ、図録を見てた時は探せなかったのだけど、今さっき、『絵画の自意識』引っ張り出して来てみた。テニールスの作品でした。《ブリュッセルのギャラリーにおける大公レオポルト=ヴィルヘルム》いわゆるギャラリー画、画廊画と呼ばれるもので、17世紀北方では良く描かれていたもの。愛好家の所蔵品を絵にするという、で、たいてい持っているの人の姿も含まれるので、なんちゅうか、ものを含めた自己顕示の絵と言う感じなんでしょうか。誰かに贈ったりする用途だったようですし。この画中画一枚一枚に福田さんのポスターをはめ込んだ「ポスター」が飾ってありました。99年に富山で開かれた福田さんのポスター展?だったかのポスター。17世紀の絵画がお好きだったのかな、とちょっと思う。トロンプルイユ(騙し絵)が多く描かれていた時代でもある。これ以上語り出すと止まんないから急ブレーキ。『絵画の自意識』読み直そうかな。
で。目も疲れたし足も疲れたし甘いもの食べたいね〜って言って、オレンジシャリマティに行ってきました。山室の方。また写真とり忘れた。ガトーショコラを食べた。
そういえば、その日初めていくお店でイケメンの店員さんにテーブルいっぱいのスイーツ、チョコとかケーキとかマカロンとか、たっくさん並べてもらって、さーみんなで食べようか、ってところで目が覚めた。夢かい!って寝ぼけ頭で突っ込み入れてから、もー甘いものが食べたくて仕方なかった。夢と違ってケーキひとつでしたが満足でした。
それから帰路につき、行きつけの本屋でGIANT KILLING購入☆
寝不足の割に活動出来な一日でありました。

Monthly 2009.07

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