迷っている理由 - 本とのつき合い方
今年の、半ばごろだったか、こんな記事を読んだ。
ダンシャリとか、ものを持つことへの考え方とかが少し変わっていたタイミングで、
それからなんとなくアマゾンを利用しなくなっている。
理由は、上記の記事のことも少しあるのだけれど、わりと自分の都合というか、
本当に欲しいと思うものだけ回りにあればいいじゃないか、と思うから。
なので、再びアマゾンに囲われるのは癪だなあ、と思ってKindleの購入に、躊躇するのはそんな理由。
なるべくものを持たずにいようと考えた時、
自分の部屋にあるのは大量の本と雑誌。
大事なものもあるし、もう多分読まないようなものもある。
ダンシャリを始めたとき、本は後回しにしていたのだけど、
その「後回し」がじつは何かを害している気がして、いつだったか整理に踏み切った。
だいぶ売り払って、すっきりした本棚だったが、また最近少し増えている。
古本て、印税入らないんだな、とか思うと、好きな作家さんの本は新品で買いたいと思うし、
でも家には置けない、なるべくものを持ちたくない、ので、実際購入数は減っている。
古本屋に持っていくスパンも短くなっている。
どうしても読みたい本とかはやっぱりあって、でも長く家に置いておかないな、と言うことが
分かっているなら、実はKindleでもいいかなあ、とか思ってしまう。
結果、アマゾンを儲けさせるのも少し癪だと思いつつ。
でも、そうすることで「自分が持っておきたいと思うモノのために必要なもの」も確保出来るなら、
別かなあ、とか考えたり。
と、いうのも、私が「持って」居られるものには、スペース的にも、
管理出来ない(片付け下手だったり、時間が割けないとか言う理由)からとか、限りがあって、
その「限られたもの」を、出来れば「大事にしたいもの」から埋めていこうと思うと、
「長くは持っておかないけど、読みたい本」に割くスペースや時間とか管理の手間が、
電子書籍によって減るなら、「読みたいし出来れば長く持っておきたい本」のために使える
時間が増えるんだよな、とそう言う話。
まあ、Kindleでなくても、電子書籍はあるし、囲い込みを嫌うなら他のにすればいいと言う話だけどね。
Kindle端末、一回見せてもらったことがあるんだけど、すごかったんだもん....
とか考えていたら、こんなものを見つけてしまった。
まあもうしばらく、迷うことにします。
Monthly 2012.10
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