『うそうそ』を読む
今日ドラマ版しゃばけをやってましたね。ちら見したのですが、なーんと無く気に入らなくて裏番組のハテナの殿堂見てましたが。こっちは茂木さんやら養老さんやら糸井さんやら(このタッグすごいな)ベッキーやらガッキーやら爆笑問題やら(好きらしい)なーんだこっちの方が面白そうじゃん、と。
それは置いといて。しゃばけです。
の、前に。
自分の本棚を見渡してみて、思ったのが、きれいにまとまる話ばっかりだな、と。現実の方は理不尽だったり理解出来なかったり不快に思う事が自分の意志でどうにもならなかったり、なので、自分が読むものぐらいはきれいなものが良いんだろうなあ、と改めて認識。自分では当たり前に思ってたけど、誰でもそうと言うわけではないのかな、とも思ってみたり。結局は現実逃避か。ううーん。
ドラマになったしゃばけが何となく違和感があるのは、キャラクタのイメージが挿絵のイラストの方で固まってるからなのかも。CGの家鳴りよりイラストの方が愛嬌あると思う。
若だんなの「ぽややん」加減も。
小説の方が感情移入出来てしまうのはなんでだろう(ドラマの方は真面目に見ていなかったけども)。今回は若だんな大活躍でしたよ。後半ちょっとだいぶ寝込んでたけど。「ちょっとたくましくなった若だんな」がテーマだったかな。
登場するキャラクタ含め読者が若だんなを気に入るのは、病弱をただただ嘆いて暮らすのではなく、甘えきっている訳でもなく、他人のために自分が出来る事をいつも探して実行しているからじゃないのかな。そう言う姿勢は誰にとっても「心地いい」ものだし。自分にはそれが欠けているなあ、と思わせられるのだけど。
Monthly 2008.11
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