『メシアの処方箋』を読む

今度は救世主の話。
ヒマラヤで発見された木簡の謎を解き、DNAを作り出して、最終的に人の遺伝子をいじってメシアを作り出す。
前回は宇宙創世、人間に宇宙を作る事が可能かを問う話。
そして、結局どちらも「失敗」。
二つの話が、どこまで今の科学と、というか、実現可能な「事実」なのか私にはさっぱりですが、「お話」のなかで進められて行く実験や理論をまじめに検証しようと言うのがまずは間違っているのかも。
前回も今回も、結局人が生きる意味を問うもの。言われなくたって考えてるやい、とか思うけど。昔よりは、ちゃんと考える事が少なくなっている事は事実。
果たして、あたしは救われたかったのか。メシアなんて眉唾だ、と思う事は変わらない。自分が変わらなきゃ世界が変わらないのは、多分、真実だろうと思う。全ては自分の中で起きる事だから。宇宙が周りにあるんじゃなくて、そういうふうに自分が感じているだけ。何もかもすべてが、現象ではなく、心象。
閉じてるな、最近。

Monthly 2008.08

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