『秘密の花園ノート』を読む

ありゃ?随分前に読んだのだけど、書いていなかった。
ある作品への解説がこんなにも物語的になるのは、さすがだなあ、と思います。
ちょっと、『秘密の花園』も読んでみたくなった。
小公女だとか、なーんかあのへんの、昔7時台のアニメになっていたような、ああいうあたりの物語は、実はとっても苦手です。なんか、教育的なんだとか大人の都合のいいように話を作っているあたり、押し付けられている感が満載で、あと、たいてい主人公はちょっと不幸な身寄りで〜とかああいった雰囲気が、耐えられんのですわ。
でも、そう言うものも、別の観点からみるとこんな風にみられるのか、と思うとちょっと毛嫌いしていたことを反省です。まあ、積極的に読んでみようとは思わないのですが。
ときとして物語は作者の想像を超える世界を生み出す。読み手の数だけ物語がある。だからこそ読書は面白いなあ、と思うのでした。

Monthly 2010.05

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