フィルム写真のワークショップに参加してきました

残念ながらの雨模様でしたが。
おとぎの森に行くのは初めてだったのでさっぱり道とか分らなかったのですが、まあ、何とかなるだろう、って感じでとにかく出発。
高岡駅で城端線に乗り換えて二塚駅下車。降りてみて驚いた。周り何も無い!!
駅っちゅうからには、案内板とか期待してたんだけど、それもなく。。。。ホームページで見た地図の記憶と勘をたよりに歩く。幸い時間はたくさんあったし。
ま、結局、ケータイアプリで現在地の地図を表示してたどり着いたんですが。ははは。でも迷いはしなかったし!!そこんとこ計画性は全くないので!
開き直るのはここまでにして。
おとぎの森は作られた公園だけど、まあそれなりに、コンセプト持って作っているから悪い感じはしなかった。さて会場はおとぎの森内の、なんとか館。園内の案内板をみて確認すると、その案内板から見てすぐそこにある建物であることが判明。判明したのだけど。。。。どう見ても、普通の家。モデルルームですとか言われたら「そうですか」って何の疑いも無く納得するほど、普通の家。でも、ちゃんと入り口近くには「ふれあい館」と書いてある。書いてあるが本当にここか!?っていうか玄関に「関係者以外立入禁止」とか出てますけど、玄関入ってみてもやっぱり普通の家なんですけど!!?
かなーりきょどりました。
二階かしらと行ってみるも明らかに違う集団がいらっしゃる。やっぱり下か、と思ってようやく人の気配を感じてたどり着いた。

ややあって、人が集まって、自己紹介も終わって、それぞれの使用カメラの説明。写真で見たことはあるけど触ったことも無いカメラが目の前に!見たことも無いフィルム使ってた。
フィルムがどうの、という話はほとんどついて行けなかった。高校時代使ってたのは、確かFUJIFILMのネオパンとかいう名前のだったかと。先生がまとめて買ってくれてて、それを部員が買っていたような。多分、定価より安い値段で。
そういや、なんでウチの高校写真部あったんだろう。当時顧問だった先生が立ち上げたわけでもない風だった記憶なのだけど。。。なぜって、機材とかそこそこ金がかかる。県立だし、そこんとこ予算の獲得だって厳しいだろうに。それなりに歴史があるのか、まあ、変わった学校だったからな。。。。
さておき。
フィルムカメラが、現像が、焼き付けが、という話を久しぶりに人としたので、楽しかった。どーも私は出来上がる写真以上に作業が好きらしい。それ、問題だけどね。。。。
ワークショップのお話で「良い写真とそうでない写真」という話を聞いて、気がついたこと。好きな写真がこれですって言えるほど写真見てないな。。。と。恥ずかしながら。撮るのもは好きなんですけど、ね。なんか、出来上がりを意識しないで、そのとき目にとまったものを撮っていくので、それに対する自分の思いとか、考えたこととかは写真見ると思い出すけど、それって多分自分の中だけだよなー、と。その写真の中にある何かを誰かと共有しているわけではないな、と。
それが良いことなのか悪いことなのか、そういうことは脇において、ただ、そうだったんだなって単純に思った。
自分で撮った写真を見ていると、そのときどう言うものに心が動いて共感したのか、撮っている瞬間よりも良く分ることがある。

写真は、どっかもの悲しいものが好きだ。哀という言葉が似合うもの。眩しいほどの明るさではなく、かといって暗いのでもなくて、明るいけど影があったり、立ち枯れていくような雰囲気だったり、朽ち果ててまるで別のものになってしまうようなことだったり。今のかわりに何かを失ったようなもの。忘れられてしまったものとか。
なんか、根暗い人のようだな。むしろその通りだけど。
お話が終わってカメラの説明も終わって、さて撮影。
外は相変わらずの雨で、室内で撮影することになった。
先週の写真はオーバー気味なものになってしまったけど、今回室内だからな。。。。でなくても、ちょっと気持ちアンダー気味で撮ったから、さて、どんなもんか。写真の仕上がりについてはまた来週。

Monthly 2010.05

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