どこへいく?

朝、駅まで送ってもらう間に父と話した、これから日本はどこへいく?
とーちゃんはこういう問いが好きだ。
ちょうど昨日の小泉八雲とか幽霊にもいろんな種類に分けて名前をつけているぐらいたくさんいるみたいだし、そのうえ八百万の神様だ、仏様だ、妖怪だって、不思議なものがわんさか居るねえ、と話していたときだ。



日本はずっと、優れたものは外国から輸入してきた。中国を通して儒教精神や原型に近い仏教などなど、それらをとりいれて発展させていた。近代になってもそれは変わっていないように思う。
けれど、明治を境に、戦争を境に、それともどこかでひとつの文明は終わってしまったのではないか?
八百万の神様や妖怪や霊は消えてしまったとは思わない。人が変わり世の中が変わっても、そういうものは変わらず在るような気がする。
けれど、そういうものが居たことも過去のことになり、誰も知覚しないようになることはあるような気がしていて、そのとき、それは、ひとつの文化の終わりな気がする。 無くなるものは惜しいような気がするけど、あたしはちゃんと良く知らないから、言う資格は無いけれど。

どこに向かっているのかな。霊とか神様とか妖怪とか、そういうものは別に必要なくって、信じるものなんか無くなって、お金儲けの経済と、金が大事の政治家と、それがのさぼって嘘臭い理想を語る未来なら、要らないな。夢は自分で見つけて、それが叶う社会を望む。
でも、不思議なものと隣あって暮らす感覚は捨てたくないなー。持っていて荷物になるわけでなし。

Monthly 2010.01

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