『パズルの軌跡』を読む

この本は『神様のパズル』の続編です。
第一作では宇宙を作ろうとしていたのに対して、今回は自己改革がテーマ。若干スケールダウンの感はあるが、インナースペースを合い言葉に一貫して人間とはなにか?を問いかけていくが、宗教的な心理に物理学で挑もうとした。感じでしょか。

宗教と科学は正反対のように捉えられるが、ようするに今ここにある世界を解釈するためのアプローチと思えば一緒だなーと思っている。
世界でいちばん美しい物語の受け売りだが。

宇宙を創造したものがいるとして、そいつはきっと、初めはとても簡単な法則を生み出して始めたはず、それが分かれば宇宙が作れる。物理学の知識が乏しいので、法則だなんだと言われても実はさっぱり分からないのだが。科学的根拠とか検証出来なかったっておもしろければ良いやと思わせるほどには作り込まれている。
ただ、若干「綿さん」が苦手で、のめり込むまで時間がかかる。結構読み終わるまで時間がかかった。
続くようですよ。いろいろ前置きしてあった気がする。
それとももう出版されてるのかしら?期待してます。

Monthly 2010.01

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