髪染めなう

いきなりの脱線だが、今日自転車で帰ってくる時のこと。
寒さに身を縮めながらふと顔を上げると眼前に北斗七星。あらー、きれいだこと、と思って真上を見れば、オリオン座と月の競演。うす雲を通してみる月は、ぼんやりと周囲に、シャボン玉に包まれたような、プリズムの色を放つ、彩雲。
オリオンの南にはシリウス。青白い星は、天体の中で最も明るい星、そして熱く燃えている星。和名は天狼星。
もう昴は見えなくなってくるころ。季節は巡るな、と感じながら自転車を漕ぐ。
道路にくっきりと影を映すほど明るい月の光が、青い闇に横たわる雪をまとった山々を浮かび上がらせるのは、本当に幻想的。
この風景がある場所に生きられていることが嬉しい、と思った。

さて、本題に戻ります。


髪染め・・・・
このところ、急に白髪が目立ってきたような、と思って、去年美容院でもらった毛染めでせっせと白髪を染めている。若干哀愁だが、本来の「白髪染め」というよりはちょっと目立たなくする+お遊び的要素の方が強いのだけど。なにせ、染めている色が「バーミリオン」。朱色です。
バーミリオンは鉱物の名前が由来の色の名前。カーマインと近いかな、酢酸カーミンって、中学だったかに、細胞の核を染めるのに使った、あの色に近いと思う。・・・と思ってバイブルの「色々な色」を開いたらだいぶ違った。カーマインは染めに使う、カシの木に生息するタマカイガラムシの一種のケルメスから色をとるとか。
こっちのがもっと毒々しい赤でしたね。
色々失敗して、手に染液ついてしまった。怪我して血を流したように・・・。風呂で落ちると良いのだけど・・・。

Monthly 2010.01

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