上野は楽しい

東京で一番なじみのある駅は断然上野です。学生の頃からよく行ってたし。美術館周辺はもう迷わず歩くようになりましたね。
今回のOB会も上野だったので、ちょっとだいぶ嬉しかったのです。
本当はもっと色々詳しくなりたいのだけど。
そう言えば、マイ箸を持って行ったので、飲み屋で大活躍でした。ふだんからもちゃんと持っておこう。

今回はあまり時間がない旅でした。バスは池袋着が16:45で、飲み会の待ち合わせが上野駅で同時刻・・・ムリー。で、遅れて行ったのですが。
もちろん店は行ったことのない場所。それでもなんとかなるだろうというところが多少無鉄砲かも?
無事たどり着いたけどさ。

集まっていたメンバに会うのは卒業ぶりだったり、一年とちょっとぶりだったり、いろいろでしたが、うーん、ちょっと感無量?懐かしい顔が集まるとそれだけで楽しい。まあ、みんな関東圏だし、頻繁に会っているのかなあ。

で、翌日。7時半には起床。泊まったホテルはなんだか一晩中「ブーン」と機械の音がしていて、あんまりよく眠れなかったかも?部屋の一が悪かったか。値段を思えばこんなものかしら。
8時前にはチェックアウトして、ぽてぽてと駅へ。
途中のコンビニで水を求め、レジに立ったら髪が長いから女の人だと思っていた店員さんがめっちゃ声が低くて「男かよ」と内心つっこみ。
朝ご飯はほぼ定番でハードロックカフェで食べました。たいていいつもここに来る。
一人だし、と思ってカウンター席につく。二つ並んだテレビモニタは、片方がロックのPVで、もう片方がBSニュース。ぼんやり眺めながら、これも定番、ホットドックのモーニングセット。ハッシュドポテトがお気に入り。
厨房と店員さんのやりとりを眺めていたら、シルバーなお客さんが来店。カウンターの反対側の端によっこらしょと座ったので、遠目に観察。白髪混じりのつむじあたりがぴかーんと光るのおじいちゃんが、ビシッとスーツでかっこいい。ちょい背中曲がってるけど。?って感じて店内のロックのライブ映像を見てる。どっちかって言うと釘付けか。おもしー風景でした。
ごちそうさま、でまたしばらく駅の中をぷらぷらして、開店したばかりの本屋へ。思わず新書と養老さんのソフトカバーの本を買ってしまう。衝動買いしないように文庫2冊も持ってきてたのに、なにやってんだか。
それをもって、西洋美術館へ。
ちょうど入れ替えの時期か、常設展しかやっていなかったのですが、西洋美術館の常設って結構好き。北方もあるし。ロッカーに荷物を入れて(基本)いざ。
ひとつひとつをけっこうじっくり見ました。改装中でピカソとか新しいのはほとんどなかったのですが、まあ専門は17世紀でしたので、ちょっと古い方が好みなんですが。
常設もすこしずつ入れ替わってるのか、見たことがない作品がありました。ギュスターヴ・ドレの《ラ・シエスタ スペインの思い出》。カタログを見ても載っていなくて、「?」と思っていたのですが、調べてみると平成17年に新たに加わったコレクションだそうな。ふーん。
作者は挿絵画家として有名だった人のようです(出典 ウィキでごめんなさい)。
写真とりたかった。どうして撮影禁止なのでしょうか。くすん。
もうちょい調べてみたいけど、昔のように資料がある訳じゃないからね。在学時代はよかったなあ・・・。
何が気に入ったのかというと、画面左上にいた女の人!黒髪美人さん万歳!(コラ)でも、どのあたりが「シエスタ」なのか、ちょっと判然としない、腑に落ちない。

西洋美術館を出た後は、桃林堂に行って小鯛焼を購入。めっちゃうまいねん。高いけど。家族にお土産分と帰りのバスで食べるようにバラを一つ買いました。食べました。美味。

そんなこんなで限られた時間ながら上野満喫の一日でしたとさ。

Monthly 2008.06

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