『ひらめき脳』を読む。

ヒラメ機能ではない。アホ変換。
でも、この誤変換って面白い。同じ音で全然別の言葉に出会って、急いでタイピングしてる時はイラっとするけど、余裕がある時に見てると結構面白かったり。独白/毒吐くとかね。
ま、余談ですが。
著者は茂木健一郎さんです。これが2冊目?か、自分でも意外ですが、もっとたくさん読んでいたような?前に読んだの本の内容が濃かったからかな。(『クオリア入門』)
『クオリア入門』よりも『ひらめき脳』の方が一般向けというか、易しい内容。それでも内容は刺激的でしたが。

本書の主論とはちょっとずれたところにあるのですが、「創造性は「意欲×経験」であり、それは「前頭葉×側頭葉」のかけ算である。創造性は異なる領域のかけ算から生まれる。」ということが書かれている。
アイデアやひらめきが飯の種になる仕事柄、創造性の言葉に反応したのだけど、うーん、なるほど〜。「異なる領域の掛け合わせ」というのが妙にひびく。
今そこにあるものを超えてつながりを作る事で新しいものが生み出される。
なんだか、およそ人間社会で生じるもの、全ての事に当てはめる事が出来そうだ。

あとは、安全地帯、ではなくて、「安全基地」の存在。子供にとっての親の存在に例えられる。子供が自由に探検してまわれるのは「ここに戻れば大丈夫」という存在があってこそ。新しい事にどんどんチャレンジするためには、何となくの安心感と言うか、頼れるものが必要という事なんでしょう。「確実なもの」と「不確実なもの」がバランスをとって存在している状況。
考えがまとまらないので、またこんど。

Monthly 2008.06

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