メディア人のマナー?

メディアの話をしたら早速考えさせられる場面に遭遇。
朝会社に向かうため最寄り駅に着くと、自転車置き場の前に二人の警察官と数人の高校生、それからカメラを構えた男性。
何をしているのか?と思っていると、わたしの前を自転車で走っていた女性にカメラを向けた。
何の前置きもなしに。
「えっ?」って思う。
女性も煩わしそうにしている、彼女が自転車を停めるまでところまでわざわざついていって撮っているのだ。
ちょっと、失礼だろう。
見えなかったが、蛍光グリーンのウインドブレーカを着た男性が近づいてきて彼女に何か渡している。
何かのキャンペーンなのか、ならば、その趣旨を説明してカメラを向けるのが筋だろう。
彼女と反対側の場所に自転車を停めていたわたしの手元もカメラで撮っていた。
カチンときたのとこみ上げる不快感に何も言わず走り去ったのだが、ああもういっそ殴ってやれば良かった(違う)。抗議の声をあげられない自分の性格が嫌になる。

そうではなくて、それは取材する側のマナーだろう。
結局キャンペーンの内容は「自転車窃盗注意の呼びかけ」だったようなのだが、そうならばよけいに配慮が欲しい。
鍵をかけようと言う啓発ならば、もっと方法がある。テレビの力の大きさは知っているが、だからといって何でも「撮って流せ」はどうなのだ。
こんなことで腹を立てるわたしが小さいのか、とも思うが、やはりメディアに少なくとも関わるものとして、そう言う立場をおいても「不快」だ。こういうやり方は。
地元ケーブルテレビだったのかどこの取材なのかは知らないが、改善して欲しいものだと思う。

Monthly 2008.06

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