おかんに

「あんたは結婚とか向いてないかもね」
おかん!思ってても言っちゃだめ、心の中にしまっといて(汗)。否、本人としては逆にあたしの意識を煽ろうとしたんだろうけど、逆効果ですから、ええ、まったくもって。
「あ、おかんも若干諦めてるなら、いっか」
とか、思ってしまったあたしに罪はない、と思う。多分。
最近焦りもしないしなー。

多少なりと「引け目」を感じていることを否定は出来ない。結婚っていうのは個人だけの問題じゃなくて、コミュニティ、家族とか「イエ」の問題でもある。
それは強く思っている、思うようになった。富山に戻ってきてからかな。
「個人」と言ってみても、完全な「個」ではありえない。それを生かしているもっと大きなものがある。それは家族だったり、周りの人間だったり。そう言うもののために、いつかは何か返して行きたいとは思っている。
結婚、というか、新しい家族を作り、子供を育てるって言うのは、昔から脈々と続けられてきた、大事な行いで、あるいみ当たり前のもので、そう言うものがなければ「私」という存在もいまここにない訳で。自分もいずれその大きな流れの一端を担わなければならないということを漠然と感じている。
そんな大きな話じゃなくても、ばあちゃんに「私」という「孫」の存在があったように、父や母にとって「孫」という存在があるのが「当たり前」ということ。
その父や母にとっての「あたりまえ」を私はこのままだと叶えられなくなる。
正直な、ぶっちゃけ話。
兄に子供が出来たとき、いろいろあったので素直に喜ぶとかそう言う感情とはちょっと遠かったんだけど、別の面ではほっとした。たとえ、このまま私が家庭を持たなくても、「イエ」の血は途絶えない。生まれ育った場所とは全く別の場所や環境であったとしても、とりあえず流れを全く絶やしてしまうことはなくなったから。ちょっと、ほっとした。
また、話が大きくなった?でも、正直な印象なのだよ。

Monthly 2008.06

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